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データ作成時の注意点

Aiでのドキュメント設定

Adobe Illustratorでデータを作る際は新規ドキュメント作成時に図のように設定してください。

  • ■ カラーモード: CMYKカラー
  • ■ ラスタライズ効果: 高解像度(300ppi)

製作途中のデータを設定しなおす場合はメニューバーからそれぞれ下記の設定をしてください。

  • ■ カラーモードの設定
    「ファイル(F)→ドキュメントのカラーモード(M)→CMYKカラー(C)」
  • ■ラスタライズ効果の設定
    「効果(C)→ドキュメントのラスタライズ効果設定(E)」で「カラーモード(C):CMYK」「解像度(R):高解像度(300ppi)」「背景:透明」を選択。

AiでのPDF保存の設定

Adobe Illustratorで作成したデータをPDFで入稿する際は保存時に下記の図のように設定してください。

  • ■ Adobe PDF プリセット(A): [PDF/X-la:2001(日本)]

AiでのEPS保存の設定

Adobe Illustratorで作成したデータをEPSで入稿する際は保存時に下記の図のように設定してください。

  • ■ バージョン: Illustrator 2020 EPS
  • ■ プレビューフォーマット(F): なし
  • ■ プリセット(R): [高解像度]
  • ■ Adobe PostScript(B): レベル3

画像の埋め込みについて

画像を配置したデータは必ずリンク画像を埋め込んでから保存してください。画像の埋め込みをすることによりIllustratorのデータに直接画像データの情報が取り込まれ、リンク切れによるトラブルがなくなります(配置した画像は添付の必要がありません)。

  • ※ 画像を埋め込むとデータサイズが大きくなりIllustratorの動作が遅くなります。画像の埋め込みは基本的に全てのデザインが完了して、入稿用のデータを作る際に行ってください。

埋め込み方法

1.メニューバーから「ウィンドウ(W)」→「リンク(I)」を選択し、リンクパレットを表示します。

2.リンクパレット内で埋め込みたい画像を選択し、 パレット右上のメニューから「画像を埋め込み(D)」を選択します。

3.正しく埋め込みがされるとリンクパレット内のファイル名の右横にあるリンクマークが変化します(Illustratorのバージョンにより異なります)。

  • <埋め込み時の注意点>
  • ● 複数の画像をまとめて埋め込むと配置やサイズなどが変わってしまうことがあります。面倒でも1画像ずつ埋め込み作業を行ってください。
  • ● Photoshop形式の画像を埋め込む際「Photoshop読み込みオプション」が表示されます。オプションで「複数のレイヤーを1つの画像に統合(F)」を選択してから埋め込みを行ってください。
  • ● 埋め込みした画像は元の画像データに修正や変更が加えられてもイラストレーター上ではその変更は反映されません。画像を修正変更した場合は画像を選択したのち、リンクパレット右上のメニューから「リンクを再設定(R)」を選択して埋め込み画像をリンク画像に差し替えてから再度埋め込みしてください。
  • ● Illustratorデータのカラーモードやカラープロファイルと異なる画像を埋め込むと、画像の色味が変わってしまうことがあります。データや画像のカラー設定は統一してから埋め込みしてください。

画像解像度について

配置する画像の解像度は、原寸で100~200dpiのものをご使用ください。150dpi以上あれば鮮明に印刷が可能です。 100dpi以下の低解像度ですと、画像がぼやけ不鮮明になり品質に支障が出てしまいます。逆に必要以上の高解像度(200dpi以上)にしてもプリンターでの再現には限界がありますので推奨の解像度でのデータ作成をお願いします。

150dpiの画像
低解像度(72dpi以下の画像)
  • <画像に関する注意点>
  • ● WEBサイト用の画像は72dpiと低解像度で作られているので印刷には使用できませんのでご注意ください。
  • ● 入稿する画像の解像度は原寸で200dpi以下に設定してください。
  • ● 画像データの容量は画像サイズだけでなく色調などによっても変化します。ですので配置する画像は必ずサイズと解像度の確認をお願いします。

カラーモードについて

基本的な印刷で使用するインクはCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色です。
印刷用のデータ(Illustratorデータや画像など)のカラーモードは全てCMYKに設定してください。

Illustratorデータのカラーモードの設定方法

Photoshopでのカラーモードの設定方法

Photoshopで画像データを開きメニューバーから「イメージ(I)→モード(M)→CMYKカラー(C)」を選択します。画像ウインドウのファイル名右横の()内が(CMYK)になっていれば設定完了ですのでデータを保存してください。

  • ● RGBモードで設定されている場合、パソコンでの表示と印刷物の色味が大きく異なる場合がありますのでご注意ください。

印刷の黒[K100%(スミベタ)・リッチブラック・4色ベタ(レジストレーションカラー)]について

印刷用データ作る際は黒色の指定の仕方にご注意ください。データ上は一見同じにように見える黒いオブジェクトですが、インクの配合の違いにより印刷結果が異なってきます。
※ 下記はわかりやすくしたイメージです

K100%(スミベタ)

印刷で使用するCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)のインクのうちk(ブラック)だけを100%で使用した黒です。
特別な意図がない場合、基本的にはこちらの黒で指定しますが、印刷方法により自動的にオーバープリント処理が行われて思わぬ印刷結果になってしまうこともあるので注意が必要です。

リッチブラック

k(ブラック)100%にC(シアン)•M(マゼンタ)•Y(イエロ―)のインクをかけ合わせて作る黒です。
特に決まりはありませんがK100%にCMYをそれぞれ40~50%程度かけ合わせます。K100%の黒よりも深みのある濃い黒になります。ただし4色で印刷するため微妙な位置ずれなどにより、小さい文字や細い線はぼやけて見えてしまうことがあります。

▲文字の周りにほかの色が出てしまう
▲白抜きの中にほかの色が出てしまう

4色ベタ(レジストレーションカラー)

CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)すべてのインクを100%でかけ合わせた黒です。 Illustratorでトリムマークの作成をすると自動で設定されるレジストレーションカラーも同様の黒です。
4色のインクすべてを100%で印刷するため同一箇所に大量のインクが付着し、乾燥に時間が掛かったり、印刷物を重ねた際にインクが剥がれてしまったりとトラブルの原因になるためトリムマーク以外には使用しないでください。

塗足し、断裁、印字有効サイズについて

印刷物は大きなメディア(紙や生地)に印刷したあと、トンボを基準に断裁します。断裁位置はさまざまな要因によりどうしても微妙なズレが起こってしまいます。そのためデータ作成時は断裁ズレを考慮して天地左右にそれぞれ「塗り足し」を作成します。
また仕上がりサイズ内であっても内側に断裁がずれてしまったり、ハトメやミシン縫製などの加工が必要な商品もあるため、ロゴマークや切れてしまっては困る文字やデザインなどは「印字有効サイズ」内に配置してください。

  • ● 塗り足し幅は印刷物によって異なりますのでご注文の際は弊社の商品別テンプレートをご利用ください。

上下棒袋縫い加工について

上下に棒を差し込めるように袋縫いを施します。
ご提供する仕上がりサイズは、上下袋の表側部分を含みます。

棒袋の表側の幅は、以下のように算出します。
棒の直径x3.14÷2+10mm

例)棒の直径が30mmΦの場合
  30x3.14÷2+10=57.1 
  1の位を切り上げ60mmで設定します

●上下棒袋縫い加工を選択されるお客様はその他ご要望欄に必ず、棒の直径サイズ(mm)をご記入ください

データ作成の際、表側上下袋のサイズ+20mmと左右3mmの塗り足しをお願いします。
上下袋に文字等が被らないようにご注意ください。

カットパスデータの作成について

等身大パネル・パネル・ステッカー・マグネットシートをご注文の方で
四角以外のフリーカットを希望の方は、断裁位置を指定するためのカットパスを必ず作成してください。
顔出しパネルなど、くり抜き希望の方はくり抜き位置のカットパスも作成してください。
弊社で作成する場合は別途料金がかかりますので、ご注文前にお問合せください。

・Illustratorなどで作成する場合
印刷するデザインレイヤーとは別にカットパスのレイヤーを作成し、
そのレイヤー内にカットパスを作成してください。
画像ではなく、パスでの作成をお願いします。

入稿時はレイヤーを統合せずに保存してください。

※作成上の注意
カットパスに鋭角がある場合、断裁の際に切れ込みがデザイン内に食い込んだり、強度が下がることがある為、修正をお願いすることがあります。
特にパネルは細い部分があると破損しやすくなりますのでご注意ください。

等身大パネルは幅60cm以上で設置の際に使用する脚が隠れます。
下部よりも上部が大きいデザインですと、設置の際に不安定になることがありますのでご注意ください。

・Canvaでデータ作成する場合
「Canva入稿データ作成ガイド」の STEP3 カットパス作成 を参照してください。

文字のアウトライン方法

文字を入力している場合全ての文字を「アウトライン化」してください。

  • ※ 一度アウトライン化して保存したデータは元に戻せません。アウトライン化する場合はコピーやバックアップをとってから行ってください。

文字のアウトライン方法

1.全てのレイヤーとオブジェクトのロックを解除します。

■ レイヤーのロック解除方法
  レイヤーパレットのロック(鍵)マークがある場合はクリックして空欄にしてください。

  • ■ オブジェクトのロック解除方法
    メニューバーの「オブジェクト(0)」→「すべてをロック解除(K)」を選択します。「すべてをロック解除(K)」が選択できない場合はロックされたオブジェクトはありません。

2 .メニューバーから「選択(S)」→「すべてを選択(A)」を選択し、すべてのオブジェクトを選択。選択したままメニューバーの「書式(T)」→「アウトラインを作成(0)」を選択しアウトライン化します。

3.メニューバー「書式(T)」→「フォントの検索と置換(N)」を選択し、「ドキュメントフォント」の欄が空欄になっていることを確認します。フォント名が表示されている場合、アウトライン化されていないフォントがありますので表示されているフォント名をクリック して アウトライン化されていない文字を探してアウトライン化してください。

上記手順でアウトライン化できていない場合は下記項目にもご注意ください

■ 孤立点がある
文字を入力していない空のテキストボックスや、テキストツールでクリックだけして入力していない孤立点もフォントが使用されていると認識されてしまいます。
オブジェクトを何も選択していない状態でメニューバーの「選択(S)」→「オブジェクト (O)」→「孤立点(S)」を選択し、全ての孤立点を削除してください。

■ 非表示•アートボード外にフォントがある
非表示になっている不要なレイヤーやアートボード外にある文字もフォントと認識されてしまいますので全て削除してください。

■ エンベローブ・グラフ・パターンで文字を使用している
エンベローブ・グラフ・パターンで文字を使用した場合、基本的なアウトラインの作成手順ではアウトライン化できません。個別に対応してください。

■ エンベロープヘの対応:メニューバーから「オブジェクト」→「エンベロープ」→「拡張」を選択しアウトライン化します。
■ グラフヘの対応:メニューバーから「オブジェクト」→「グループ解除」をしてから「アウトラインの作成」を選択します。
■ パターンヘの対応:メニューバーから「オブジェクト」→「分割・拡張」をしてから「アウトラインの作成」を選択します。

線幅設定について

線幅は0.3pt以上で設定してください。0.3pt以下ですとカス レてきれいに印刷できない可能性があります。
また線に対してカラーパレットの「塗り」で色指定すると画面上は細い線が表示されますが、印刷では再現されませんので「塗り」ではなく「線」に色の指定をし線幅が正しく入力されているかご確認ください。

ラスタライズについて

パスの多い複雑なデータやドロップシャドウなどのスタイライズ効果を使用しているデータ、また不透明度を多用したデータなどは印刷時にオブジェクトの抜けや崩れなど思わぬトラブルやエラーの原因になることがあります。このようなトラブル回避のため「ラスタライズ(ビットマップ画像化)」を行ってください。

  • ※ 一度スタライズしたデータは元に戻せません。ラスタライズする場合はコピーやバックアップをとってから行ってください。
  • ※ 文字はラスタライズしないでください。輪郭がギザギザになってしまいます。

くラスタライズの方法>
1. ラスタライズしたいオブジェクトを選択します。

2. メニューバー「オブジェクト(0)」→「ラスタライズ(Z)」を選択し、下記の設定をしてください。

3. オブジェクトが1枚のビットマップ画像に変わり、リンクパレットに埋め込み画像として表示されます。